9月に入り残暑も収まってきたところだったので、夏の終わりと共にSummers氏が離脱すると言うような掛け言葉的なニュアンスになっていたと思います。まさにSummers氏の夏も終わったのかもしれません。
市場の方では、これで傷を負った米ドルが更にFOMCのTapering見送りによって止めを刺されたという展開になっていますが、前項のドルインデックスに続いて米ドルの対主要通貨での腰折れを確認しておきましょう。
AUDUSD DAILY ⇒ AUD JUMPED. |
EURUSD DAILY ⇒ EUR JUMPED. |
GBPUSD DAILY ⇒ GBP JUMPED. |
NZDUSD DAILY ⇒ NZD JUMPED. |
USDCHF DAILY ⇒ USD TUMBLED. |
通貨ごとの強弱にバランスがありますが、米ドルが週初と週央と言うまさに2大材料のタイミングで叩き売られたと言う展開は共通した事象になっています。
因みにパフォーマンス分析上では、先週の最強がNZD、それにCHFが続くと言うやや意外な展開にもなっています。
米ドルは対円や対貴金属以外は目下のサポート割れとなっているチャートが殆どであり、当面の間の総体的な方向観としては底値を探る展開と言う事になるでしょう。