EURCHFが1.20で越週した様子を見て、思わずこの言葉が想起されました。
Something's Got to Give.
歌の歌詞や映画の題名にもなっていたと思いますが、色々な形で用いられます。
Somethingの後は、must give, has to give, has got to give 等色々ですが、目的語を取らずにGIVEだけで終わられると解釈に困りますよね。
何となく理解したつもりで解釈していましたが、イメージとしては、①今の状況に無理がある、②今の状態が長続きしない、③何かが起きなければならない と言うような状況で使用されるという整理をしていました。
ある時に米人の同僚に質問をすると、以下のように説明されました。
「突然橋が壊れて、走行中だったクレーン車が運良く落下せずに引っかかって止まっている・・・そんな時に、Something's got to give. と言うんだ。」
もっと旨い説明は出来ないのかと思いながら、こいつが英語教師になっても僕は勧めないぞと思ったものでした。
今の私の理解は、残念ながらやらせ発覚で打ち切りになった「ほこ×たて」と言う番組が良い例ではないかと思っています。あれを米国で放映するなら番組名は"Something's Gotta Give"で良いのではないかと思うんですね。
”絶対穴のあかない鋼材”と”万能ドリル”がある・・・この二つが相対すると・・・Something's Gotta Give. という事です。そう言う意味では、このGiveは、Give in のGiveですかね。
並び立たない・・どっちかが譲らないといけない・・どっちかに皺寄せをしないといけない・・という事ですね。
だから・・・
If things go on like this, Something has to give.
(この状況が続くと、どこかで無理が来る=どこかに皺寄せが来る)
と言う使われ方もしています。
マジで基本単語ほど奥が深いですね・・・・
やっぱり気になりますね~ EURCHF・・・