北米勢も7月4日(木)の休日明けと言う状態で迎えた5日(金)の雇用統計後に腰を入れた動きをしてきたように感じます。今後のトレンド形成と言う可能性も視野に金曜日単日の主要通貨ペアの動向を抜き出すと以下のようになります。
通貨ペア ↑↓ 終値 始値 変動(pips) 変動(%)
①NZDUSD↓ 0.7705 0.7830 -125 -1.62%
②GBPUSD↓ 1.4893 1.5071 -178 -1.20%
③NZDCAD↓ 0.8137 0.8231 -94 -1.16%
④USDJPY ↑ 101.15 100.03 +112 +1.11%
⑤EURNZD↑ 1.6644 1.6480 +164 +0.99%
⑥AUDUSD↓ 0.9056 0.9142 -86 -0.95%
⑦NZDCHF↓ 0.7421 0.7487 -66 -0.89%
⑧USDCHF↑ 0.9631 0.9561 +70 +0.73%
⑨AUDNZD↑ 1.1747 1.1666 +81 +0.69%
⑩GBPCAD↓ 1.5745 1.5849 -104 -0.66%
下落通貨 ⇒ NZD(5回),GBP(2回),JPY,AUD,CHF
別項の週次の変動結果と比べても、やはり金曜日の動きが大きな流れを作っていた事がわかります。例えば、ドル円は先週を通して99円から101円まで上昇していますが、月~木の4営業日で100円まで上昇し、金曜日に一気に101円に乗ったと言う事がわかります。丁度週を通して2%上昇した分の1%分は金曜日のみで上昇していると言う事ですが、他のペアも同様のイメージだと言えます。
今後の夏相場は、この潮流が進行するならば、後から振り返ると金曜日の動きはその起点となっているのかも知れないですね。