12月23日(月)~27日(金)の週の簡単なReviewです。
1 Key Events
①米国
・11月個人所得⇒+0.2%(予想+0.5%)。
同個人所得⇒Unch(予想+0.4%)。
・11月PCE⇒Headline+0.9%、Core+1.1%。
・IMFが2014年の米国経済成長予想を引上げ。
・11月耐久消費財受注⇒+3.5%(予想+1.3%)。
同非輸送財受注⇒+1.2%(予想+0.9%)。
・Richmond連銀Lacker総裁⇒QE縮小は画期的(Slam Dunk)。
・Dallas連銀Fisher総裁⇒QE縮小は$10bioではなく$20bioの
ペースで行うべき。
・失業保険申請件数⇒338千件に減少(予想345千件)。
②カナダ
・10月GDP⇒+0.3%(予想+0.1%mom)。
③日本
・日銀月例報告⇒2014年第一四半期の予想を引上げ。
雇用と賃金の改善傾向を指摘。
・日銀11月会合議事録⇒2名の委員が第3四半期のGDP減速を懸念。
特に景気回復トレンドの減速、在庫動向と賃金縮小リスクを懸念。
・11月コアインフレ⇒10月の0.9%から1.2%に上昇(yoy)。
④欧州
・ECBメンバーWeidmann(独)⇒物価安定は緩和政策継続の
免罪符ではない。
ECBはインフレ懸念が出れば適時
に引締めを。
2 金融市場
①株式市場 / 債券市場
・株式続伸の潮流。
・週次で米Dow+1.6%,S&P500+1.3%,Nasdaq+1.3%。
・先週も最高値更新するも週末にかけて失速。
・今や世界のリード役となった日経平均は16.2千円へ。
同水準は6年2ヶ月ぶり水準。
・日経平均は7日連騰後に週末に小幅調整。
・債券は価格下落,利回り上昇バイアス。
・米10年債利回りは2011年7月以来の3.02%まで上昇。
・週末は小幅に調整し10年債3.01%,30年債3.94%で越週。
②商品市場
・原油価格上昇⇒4週連続の在庫減少やアフリカ内戦が主因。
・貴金属下落にも一服感。
③為替市場
・ユーロが対ドルで2年振り高値水準へ。
2011年10月以来となる1.3892水準をつける。
・円は対ドルで5年ぶり安値水準へ。一時105円台へ。
・ユーロ円も2008年10月以来の145.67まで上昇。